よくあるご質問

Q

下肢静脈瘤が悪化すると、足が腐って切断しないといけないこともあるのでしょうか?

A

ほとんどありません。下肢静脈瘤が悪化すると、皮膚炎や色素沈着が起き、さらに悪くなって皮膚潰瘍ができてしまうことがあります。潰瘍の影響で二次感染が起きて難治性になった場合、切断という選択肢が出る可能性はあります。しかし、脚の壊死や壊疽は動脈硬化性の病気や糖尿病に起因することがほとんどです。「動脈」と「静脈」は違うので、区別して考える必要があります。

Q

下肢静脈瘤の手術は痛みますか?

A

患者さまによって個人差があります。今までの経験では、患者さまが痛がられるのは局所麻酔のときが最も多く、それ以外では痛みを訴えられたことはありません。局所麻酔は数ヵ所のみですが、できる限り痛みが少ないよう努力しております。
術後には痛み止めの薬を出していますが、使用される方は半数ほどで、その中には「痛くなりそうだったから」と予防として飲んだと言われる方も多くいらっしゃいます。

Q

手術が怖いのですが、全身麻酔はしてくれないのでしょうか?

A

お気持ちはわかりますが、下肢静脈瘤の手術に全身麻酔は必要ありません。むしろ、下肢静脈瘤治療の手術後の合併症で話題に上る「肺血栓塞栓症」は、全身麻酔や入院治療が悪影響を及ぼすという意見もあるくらいです。肺血栓塞栓症を防ぐには、術後に体をある程度動かす必要がありますが、全身麻酔は術後に安静が必要なので、これに反することになります。
また、全身麻酔を施すと患者さんの意識レベルが低下しますから、手術中に痛みやしびれなどの合併症が起きつつあることを見逃すリスクが高まります。
以上のことから、当院では通常、全身麻酔(あるいは、眠くなるような静脈麻酔)を行っていません。

Q

術後はすぐに歩けますか? いつから働けますか?

A

すぐに歩けます。むしろ術後は安静にすることが禁物ですので、普通に歩いて普通に生活してください。お仕事も、よほど脚に負荷のかかる重労働でなければ、すぐに働き始めて大丈夫です。

Q

下肢静脈瘤から血栓がとんで、肺血栓塞栓症や脳梗塞になりませんか?

A

その心配は殆どありません。確かに、膨らんだ血管の中には流れの悪い血流があるので、血栓ができることはあります。その場合は痛みや赤み、熱感などがありますが、血栓が体の奥深くを走る深部静脈に入り込み、心臓や肺に流れることは稀です。肺塞栓を起こす危険性があるのは「深部静脈血栓症」であり、「下肢静脈瘤」とは区別して考える必要があります。

Q

深部静脈血栓症について、千葉静脈瘤クリニックで診てもらえますか?

A

診療できます。深部静脈血栓症の多くは、急激に起きる極度のむくみで気づかれます。当院の検査と診察である程度診断でき、状態によっては外来でも治療できます。入院が必要と判断した場合は、適切な医療機関をご紹介いたします。

Q

脚の動脈の病気も、千葉静脈瘤クリニックで診てもらえますか?

A

できることとできないことがあります。動脈硬化症や糖尿病による動脈性の血行障害について、当院では医師の問診・視診・触診、超音波検査とABI(足関節上腕血圧比)までしかできません。造影CTやMRIなど、詳細な検査を行う必要がある場合には、適切な病院をご紹介いたします。

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