診療案内

下肢静脈瘤の治療に対する当院の姿勢

患者さまのお悩みを十分にお聞きします

下肢静脈瘤は命に危険はないけれど、日常的な悩みを抱えがち

下肢静脈瘤は命に危険の及ぶ病気ではありません。しかし、脚の血管がこぶ状に膨らむことは多くの患者さまにとって初めてのことで、不安を感じる方も多いのはないでしょうか。また、スカートが履けなくなるなど日常的なお悩みもあるでしょう。

大きな病院では優先順位が低くなりがち

大きな病院では下肢静脈瘤を扱っている診療科が病院ごとにばらばらで、「どの診療科に相談していいかわからない」といった声も多く聞きます。また、命にかかわる大手術を行うこともある病院では、下肢静脈瘤の優先順位が低くなる傾向は否めないと思います。

初診時には30分ほどじっくりとお悩みをお聞きします

当院では、初診時に20~30分ほどお時間をいただき、カウンセリングを行っています。他院では1日100人以上を診療するクリニックもありますが、当院では患者さまのお話をじっくりお聞きするため、1日に診療する患者さまの数を20人ほどに制限しています。
「出会えて良かった」。そんな風に思ってもらえるクリニックでありたいと考えています。

患者さまと一緒に、納得できる治療方針を考えます

治療方針を決める際には、患者さまが納得できる方法を一緒に考えていきます。
当院は、検査をして手術が適応されると判断したら即座に「じゃあ手術を」といった流れ作業のような診療ではなく、心の通った診療を心がけております。
患者さまに手術の内容を十分にご説明し、そこで患者さまが感じた疑問点や不安を解消していく。患者さまが治療の方針に納得して初めて、治療が始まるのです。

医師自らが超音波検査をして、状態を詳しく説明します

下肢静脈瘤は専門クリニック以外の医療機関でも治療は可能ですが、その場合は、超音波検査(エコー検査)をきちんと行っているかどうかがポイントの一つとなります。当院では、下肢静脈瘤の治療において現在必須とされている超音波検査を、医師自らが担当し、状態を詳しく説明しています。

超音波検査は下肢静脈瘤の診断に必須

超音波検査は、超音波を対象物に照射して、体内をモニターに映して画像化する検査であり、下肢静脈瘤の状態を調べて治療方針を決めるためには必須の検査です。

また、臨床検査技師が医師の代わりに検査をするクリニックもありますが、医師との間に意思疎通のギャップが生まれる可能性があるため、当院では院長自らが超音波検査をして、患者さまに下肢静脈瘤の画像を見てもらいながらご説明しています。

診療の流れ

初診時

問診・視触診

医師が症状や生活習慣についてヒアリングします。こぶの有無や発症時期、仕事中の姿勢や生活環境などを詳しく聞いていきます。視触診では、患者さま御本人が気にしているところはもちろん、気づいていないところも含めて、お互いに確認しながら診察を進めます。

超音波検査(エコー検査)

患部にゼリーを塗って超音波を照射します。脚の静脈の太さを測るほか、静脈の弁が正常に動いているかどうか画像を見て病変部位を同定します。また、深部静脈の状況や末梢動脈の様子も確認します。

治療方針の決定、術前検査

患者さまと相談しながら治療方針を決めます。手術をご希望の場合は病歴や服用中の薬を確認し、日程を調整します。また、このときに血液検査も行います。

手術当日(2回目の受診時)

血管内焼灼術

患部に局所麻酔を施した後、細い管を静脈に挿入し、逆流している静脈を焼いて閉じます。麻酔を含めて20分から1時間ほどで終わることがほとんどです。

術後のケア

術後は弾性ストッキングを装着して十分歩ける状態でご帰宅いただけます。安静にする必要はありません。むしろ、できるだけ脚を使った通常の生活を送る方が血栓などの合併症が起きにくいとされています。

費用

 

 1割負担の方3割負担の方全額自己負担の方(自費)
初診時費用
超音波(エコー)診断を施行しない場合 約300円 約900円 約3,000円
超音波(エコー)診断を施行した場合 約950円 約2,800円 約9,500円
超音波(エコー)診断および
術前血液検査をした場合
約1,800円 約5,400円 約18,000円
硬化療法費用(手技料のみ)
片側 1,720円 5,160円 17,200円
両側 3,440円 10,320円 34,400円
下肢静脈瘤手術費用(手技料のみ)
血管内焼灼術(片側) 14,360円 43,080円 143,600円
血管内焼灼術(両側) 28,720円 86,160円 287,200円
高位結紮術(片側) 3,130円 9,390円 31,300円
高位結紮術(両側) 6,260円 18,780円 62,600円
抜去切除術(片側) 10,200円 30,600円 102,000円
抜去切除術(両側) 20,400円 61,200円 204,000円

 
  医療用弾性ストッキング 3,300円~6,000円

クレジットカードがご利用いただけます
 ※一回払いのみ対応
 ※一部ご利用になれないものがございます。あらかじめご了承下さい。

高額療養費制度がご利用いただけます
 高額療養費制度とは、同一月(1日から月末まで)にかかった保険診療の医療費が高額になった場合、自己負担限度額を
 超えた分が後で払い戻される制度です。
 事前に「限度額認定証」をご提示いただくことで、窓口での支払いを自己負担限度額までにとどめることが出来ます。
 自己負担限度額額は年齢及び所得状況等により設定されておりますので、ご加入の健康保険組合へお問い合わせ下さい。
 ※70歳以上の方は、保険証のご提示だけで高額療養費制度の対象となります。但し、住民税非課税の方は「限度額認
  定証」をご提示下さい。

当院での血管内焼灼術

微調整が効きやすいレーザー治療を採用

現在、日本で健康保険が適用される血管内焼灼術には、レーザーを照射するものと高周波を当てるものとの2種類があります。
どちらもほぼ同等の効果があり、どちらを使うかは医師の好みや考え方により分かれますが、当院ではレーザー治療を採用しています。高周波は血管の焼き方や照射時間を機械が自動で決めてくれるのですが、レーザーは執刀者が血管の太さに合わせて管を移動させる速度を変えられるなど、微調整が効きやすいのが特徴です。

レーザー治療について

手術は短時間、傷口は小さく、術後の痛みも少ない

レーザー治療は、逆流している静脈の中に細いファイバーを通し、レーザーの熱で血管を焼いて閉じる治療方法です。
2011年に保険が適用されましたが、当時の機器ではまだ術後に痛みがありました。しかし、2014年に痛みの少ない機器が保険適用の対象になったことで、患者さまの負担はぐんと減りました。術後の痛みが和らぎ、痛み止めの薬が必要でない患者さまも大幅に増えたほか、皮下血腫も減少しました。

ファイバーを血管に入れるところは穿刺で行うので、血管内焼灼のみならほとんど傷跡は残りません。手術は10~25分ほどで終わり、その後のこぶを取り除く治療を含めても合計1時間以内で終わることがほとんどです。また、手術後はすぐに歩いてご帰宅いただけます。

手術実績

平成27年9月~平成29年12月までの2年4カ月間 1480件
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